2017年、生まれて初めてふるさと納税をやってみました。
メリットは税金控除されることと選んだ納税地の特産品がもらえること。
負担は2000円だけ!ってことで、ここ2、3年利用者が急増した制度なのは改めて説明するまでもないですね。
ちなみに私はお米4万円分を寄付させていただきました。
1ヶ所目はここ
⇒山形県のお米「はえぬき20kg」で初めてふるさと納税してみました!
2ヶ所目はここ
⇒北海道のお米「ななつぼし15kg」を購入しました!
いろいろ魅力的な贅沢品がラインナップされていますけど、結局食費の足しになるものをチョイス。
ホントならごみ処理、下水処理、道路整備などやってくれてる地元自治体に納税するのが筋なんだろうけど、よい特産品がないんだもの・・・。
今回だけはご勘弁くださいな。
で、寄付してしばらくするとちゃんと寄付しましたよ~っていう証明書が送られてくるので、きちんと保管しておきましょう。
確定申告するときに一緒に提出しなければいけません。
では先日ふるさと納税込みの確定申告を初めて済ませてきたので、どんな感じでやるのか?を紹介していきます。
ふるさと納税の確定申告ってどうやるの?
今回は税務署で記入用紙をもらってきて記入、提出する流れで紹介していきます。
ただ、いまはネットでも提出できるのかな?e-taxってやつで。
でもICカードリーダーやらマイナンバーカードやらが必要なので今回はパス。
マイナンバーカードまだ持ってない(汗)
せっかくなので役所で申請してきたけど、届くまで3週間くらいかかるんですね。
ま、その話はいいとして、確定申告書の記入方法について見ていきましょう。
確定申告書提出までの流れ
- 管轄の税務署で記入用紙をもらう
- 確定申告の手引きで計算&下書き
- 確定申告書に清書する
- 添付書類を準備する
ざっくり書くとこの4つ。
毎年確定申告してる人はおもったより難しくないはずですが、サラリーマンの方ではじめてやる場合はつまづくかもしれません。
ってことで順番に解説していきます。
1.管轄の税務署で記入用紙をもらう
私はサラリーマン&個人事業主なので確定申告書Bってのをもらってきました。
- 所得税および復興特別所得税の確定申告の手引き(確定申告書B用)×1
- 確定申告書B×1
- 添付書類台紙×1
の3部です。
個人事業やってないサラリーマンの方は確定申告書A用のを一式をもらってきましょう。
2.確定申告の手引きで計算&下書き
ここではふるさと納税で使う部分だけ解説してきます。
まずふるさと納税した自治体から送られてきた寄付金受領証明書をチェック。
私が受け取った「寄付金受領証明書」
私の場合は合計4万円分。
この額を「寄附金控除」ページ(確定申告書Bの手引きでは16ページにあり)の計算欄に記入します。(緑枠の部分)
ふるさと納税以外にも寄付してて領収書や証明書があるならそれも合計しておきましょう。
計算欄を見ると、寄付金控除額の計算で最後に2000円マイナスされています↓
これが「ふるさと納税すると2000円負担するだけで特産品がもらえちゃう!」のカラクリですね。
寄付した金額は満額税金から控除できるわけじゃなく2000円分だけはダメですよ?となってるわけです。
これくらいオマケしてくれてもいいのに・・・。
まぁそれはいいとして、私の場合はふるさと納税だけの4万円なので
- Aの欄に『40000』
- Bの欄はないので空白
- CもBがないので空白
- Dの欄に『40000』
- Eの欄は2000円差し引かれて『38000』
となります。
これを確定申告の手引き最後にある「下書き用申告書(第二表)」に転載。
上の画像は下書き用のではなく清書用ですが、同じなので気にしないでください。
この「寄附先の所在地・名称」と「寄附金」欄へ書き込みます。
「寄附先の所在地・名称」には住所や名称を書くよう指示されてますけど、「〇〇市○○町○○役場ほか」といった書き方でいいようです。
欄もせまいので一ヶ所分だけ書いて最後は「ほか」で締め。
「寄附金」は計算欄で算出した金額を転載しましょう。
私なら38000円ですね。
つづいて下書き用申告書(第一表)の寄附金控除欄にも転載します。
私の場合なら38000円です。
3.確定申告書に清書する
税務署でもらってきた提出用の確定申告書に清書していきます。
今回はふるさと納税部分だけなので他の項目はネット検索してください!
4.添付書類を準備する
最後に寄付した自治体から送付されてきた「寄附金受領証明書」をこれに貼り付けるんですが、面倒なので裏側にホッチキスで止めてます。
表側は会社からもらった源泉徴収票と、マイナンバーカードのコピーを貼りつけます。
以上で確定申告書提出の準備は完了!
提出期間までに税務署、または臨時で受け付けている会場へ提出しましょう。
お疲れ様でした!
まとめ
確定申告するときのふるさと納税に関する部分だけに絞って流れを解説しました。
ポイントは寄付額全部が税金控除されるわけじゃないこと。
2000円分だけ引き算して計算するところだけは注意しましょう。
ほかそんなに難しいところはないと思います。
自分が支払う分の税金額までなら実質2000円で特産品がもらい放題な素敵制度「ふるさと納税」。
すでに活用しまくっている人も多いと思いますが、確定申告しないとただ単に割高料金で特産品を買っただけになってしまいます。
(ふるさと納税特産品の原価率は3割程度なので)
たぶんそんな人いないと思いますが、忘れずに確定申告しておきましょう!